皆様、こんばんわ。

アルツの宮本です///

本日ご紹介するのはコチラ↓↓↓

E82 135iのM様。

先日ATF交換等をさせていただきましたが、

突然のご入電があり、電動ファンが激しく回り、LLCの警告灯が黄色がついてすぐ赤色で点灯とのこと。

これまたE系BMWのサイレントキラー的な定番トラブル。

電動ウォーターポンプの不良です。

予兆は、、、ございません。

機械式のウォーターポンプであればウォーターポンプのプーリーに異常が出てきたりと予兆はあるかもしれませんが、

エンジンの駆動には関係なくクーリング制御をすることにより燃費運転から高負荷走行までを賢くコントロールしているので

普段のエンジン駆動からのヒントが無いのです。

突如ウォーターポンプがお亡くなりになり、電動ファンはHiで回り出し、黄色警告から赤色警告になる。

そうなったらすぐにエンジンを止めて下さい。オーバーヒートしてエンジンがご臨終となります。

M様はお車をご理解されており、すぐに停車してレッカーサービスでアルツに搬入していただけました。

入庫後、診断機にてトラブルシュートをしたところ、やはりクーラントポンプが内部的にロックと出ておりましたので即日注文、本日無事に交換させていただきました。

まずはLLCを抜き、

写真では解りにくいですが、相当狭くて知恵の輪状態、手も入るスペースが限られており

スモールライトという文明の力があれば少し手を小さくして作業をしたいぐらいです。

無事に外せました。

もちろん見た目では判断できません。

外れたところに

新品のサーモスタットから入れていき、

ウォーターポンプも入れていきます。

狭いところですが、道具を駆使して取り付けていきます。

狭いところで各種ホースを接続していきます。

取付けしていきます。

BMW純正LLCを補充していきます。

リザーバータンクのキャップのシールも痩せてきていたため交換させていただきました。

エア抜きをして、熱入れ、明日の朝の冷間時にLLCの量を再調整させていただき作業はすべて完了です。

作業完了後も診断機にてディフェクトがしっかり消えていることを確認してフィニッシュです。

ちなみに、E9X系の電動ウォーターポンプの価格は約15万円程です。

エンジンの回転数に関係なくクーリングの制御をするために高額な部品となってしまいました。

E9X系以降BMWにお乗りの方は突如訪れるウォーターポンプ不良を見据えた

積立をしても良いかもしれません。（サーモスタットも同時交換で約20万円+TAX汗）

M様、これで安心して駆け抜けることができますね。

急なトラブルもアルツにお気軽にご相談下さいませ。

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宜しくお願い致します。

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緊急事態措置宣言が本日より解除されましたが、

引き続きアルツでは下記の感染予防の対策を行ってまいります。

スタッフのマスク着用。

ショールームの除菌。

消毒液の設置。

お客様にも極力マスクの着用。

上記をご理解くださいませ。

宜しくお願い致します。

 

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